初めまして。
東横堀川水辺再生協議会です。
2006年7月24日、天神祭のどんどこ船の音が響くなか、界隈の住民やこだわりショップのオーナー、地元企業などが集結し、東横堀川水辺再生協議会(e-よこ会)が発足しました。
東横堀川は大阪で一番古い堀川で、大阪城の外堀として開削された川です。
界隈には、江戸時代に大阪の玄関口だった高麗橋や、大阪市内で一番古い現役橋の100歳を超える本町橋など、まちの宝物がいっぱいあります。
東横堀川は高速道路に覆われていますが、ほっこりできる水辺の公園は貴重な癒し空間です。
私たちが大切にしているまちの魅力や空間を、みなさんにお届けし、より素敵なまちにしていくことを目指しています。
ぜひ一度、東横堀川に遊びにいらしてください。
出会えたらラッキーな「キラキラタイム」
ほっこりできる東横堀川の公園
活動範囲の約1kmには、デザインも物語も個性豊かな7本の橋がかかっています。
生き残った石垣護岸
組織概要
メンバー
東横堀川の水辺に関心を持ってくれる人や団体なら、どなたでもe-よこ会のメンバー。地域に住む人はもちろん、界隈で働く人、地元企業、水辺のファンまで、みんなで活動をしています。
役 員
会 長 渋谷 善雄(株式会社渋谷利兵衛商店代表取締役)
副会長 福原 秀次(福原印房代表)
顧 問 大橋 達夫(初代東横堀川水辺再生協議会会長)
中野 亮一(大阪商工会議所理事地域振興部長)
幹 事 鈴木 美和子(有限会社オフィス・メイ代表)
萬代 陽子
尾川 英之(キシダ化学株式会社)
杉本 容子(株式会社ワイキューブ・ラボ代表)
紀平 真理
別所 賢一(少彦名神社宮司)
監 事 川嶋 秀一(デジタルポケット代表)
事務局長 廣井 真由美
設 立
平成18(2006)年7月24日
活動範囲
大阪市中央区。
東横堀川を中心に、北は土佐堀川、南は中央大通り、東はお祓い筋、西は三休橋筋に囲まれたエリアが主な活動範囲です。
最寄り駅は大阪メトロの北浜駅・堺筋本町駅で、駅から徒歩3~5分程度で東横堀川の水辺に出ることができます。
水都大阪、水の回廊(ロの字)の一部で、東横堀川を北に行けば中之島に、南にいけば道頓堀につながっています。
東横堀川の歴史
大阪でもあまり知られていない東横堀川ですが、実はとっても歴史があります。
東横堀川は、1594年に大坂城の惣構として開削されました。一番古い姿が分かる資料は「大阪冬の陣図屏風(1614年)」で、高麗橋・本町橋・曲がりが描かれています。
大坂冬の陣図屏風
江戸時代になると、大阪城と船場を行き交う多くの人々が東横堀川を渡るようになります。特に高麗橋は江戸時代、東海道57次の終着点で、浪華大坂の玄関口として賑わいました。
大正2年(1913年)、本町通が市電道路として拡幅された際に、本町橋は現在の姿になりました。大阪で最も古い現役橋で、2020年で107歳になります。
高麗橋摂津名所図会(大阪市立図書館デジタルアーカイブ)
本町橋と府立商品陳列所(大阪市立中央図書館所蔵)
この歴史を受け継いで、私たちの活動を未来につなげていきたいと思っています。